ヒーリングストーン
出雲・玉造温泉の老舗旅館「佳翠苑 皆美」様が、お客様が身も心もリフレッシュできるようにと設えた「温美活サロンA-nyo」。このたびラウンジの改装に伴い、より一層、美と健康・癒しの体感を深めていただきたいと岩盤浴を導入され、当社のストーンベッドを採用いただきました。プライベート感たっぷりの落ち着いた女性専用の空間は格別。上質の岩盤浴を、ご宿泊の方のみならず外来のお客様にもご提供されています。
さらに客室のリニューアルに応じて、岩盤付きカウチを導入。お部屋で玉造の景色を楽しみながら体の芯まで温められる「ヒーリングストーンカウチ」は、岩盤浴の常識を超えた逸品。このお部屋に泊まられた方のみが堪能できる贅沢な時間はお客様にも好評で、特別感があり差別化を図れると、皆美様にもご満足いただいています。
さて、このたびは、日本にもすっかり定着した「岩盤浴」ですが、岩盤の老舗メーカーである当社の製作裏話と、改めて岩盤浴のすごさをお伝えします。
石に秘められた力
癒しの専門メーカーであるHEALING.社が岩盤事業を始めたのは今から30年ほど前。まだ今ほど「岩盤浴」がポピュラーではなかった時代のこと。ある時、効果のほども知らないまま、初めて温められた石に横たわった当社オーナー。ほんの数分で、深い瞑想状態に入ってしまいました。それは、あたたかな陽だまりに包まれたような、究極の安心感に抱かれた感覚だったといいます。
人は深い瞑想状態にあるときには自我が薄れ、人間本来の性質、つまり森羅万象とひとつであるという感覚を取り戻すことができるのです。幾万年も存在し続けている鉱石は、素粒子レベルで非常に安定した自然物であるため、これに触れることで人は、強力にその万物一体の感覚へと引き戻されていきます。これがいわゆる瞑想=「真の癒し」なのです。
鉱石の持つ計り知れない力を知ったHEALING.社は、以来、分離したものを、自然界が持つ万物一体へ還そうとする「癒し」の力を世に広めることに全てを注ぐこととなったのです。
今や多くの入浴施設や宿泊施設等に導入され、親しまれている岩盤浴ですが、当時は「岩盤?それ何?」「癒し?イワシじゃなくて?」といった具合。それでも何とか岩盤を世に広めようと岩盤ベッドを車に積み込み、日本中を駆け巡りました。「疲れが取れますよ」「温かい石の上に寝たら気持ちがいいんです!」と根気強く言い続け、出会った方にはどんどんベッドに寝ていただきました。
そうこうするうちに、「30分足を乗せただけなのに、歩けるようになった!」「みるみる芯まで温まって本当に気持ちがいい!」と評判に。徐々にホテル・旅館様、薬局様、施術サロン様などに岩盤設備が導入されるようになりました。HEARING.社のヒーリングストーンは大掛かりなボイラー工事を必要とせず、100Vのコンセント1つで手軽に設置できる手軽さも相まって、今では日本全国2000件以上の宿泊施設、さらには家で毎日岩盤浴がしたい!と望まれる個人様宅にも設置されるように。昨今の気になる感染症対策にも有効だと、お問い合わせが増えています。
岩盤浴のココがすごい
岩盤浴は、古代オリエンタル文明より伝わる自然健康法です。人間は太古より、地熱で温まった岩の上に横たわることで、病が治癒することを経験として知っていたのですね。日本における発祥の地は、江戸時代、秋田県の玉川温泉といわれており、湯治の場として今もなお有名です。
発汗を促し、リラクゼーションや治療に使われる岩盤浴。さて、その気になる効力は…。
・体温上昇・免疫力向上効果
遠赤外線効果によって細胞が温まり、内部からの体温向上が期待できます。体の深部が温まることで、平常時の体温そのものを上げる効果も。体温が1度上がるごとに免疫力は30%高まるといわれています。健康保持には37℃が望ましいといわれているので、低体温傾向にある現代人にはオススメの健康法です。
・デトックス効果
長時間の発汗により、新陳代謝が活性化。疲労物質である乳酸・ヨウ素・アンモニアなど、体内に存在する老廃物や、水銀、カドミウムなど体外から入ってくる毒素を排出し、むくみがとれるといった美容効果も期待できます。
・ホルミシス作用
ホルミシス作用とは、ラジウム鉱石から放たれる微量な放射線が身体に適度な刺激を与える働きのことです。岩盤から出る気体となったラドンガスを浴びたり吸ったりすることで、抗酸化作用に働きかけ、人が本来持っていた「自然治癒力」を活性化へと導いてくれます。
・肌の保湿性・保護力の向上
発汗によって肌の水分量が増え、保湿性が向上します。さらに代謝が活性化されることで皮膜の機能を高めることに繋がり、肌の保護力向上が期待できます。岩盤浴でかいた汗はサラサラで「天然の化粧水」といわれるほど。洗い流さず、抑えるように拭くことが推奨されています。
・サウナとの違い
80度~100度に温められた空間に入るサウナは、皮膚表面のみが急速に温められるため一回の入浴時間が10分~15分程度と短いのが特徴です。そのため高齢者や心臓疾患のある方には推奨されていないのですが、それに対して岩盤浴は、40度〜60度の低温で体の深部からじっくりと温めるため、過度の負担がかからず、疾患がある方の治療や高齢者施設での導入も推奨されています。
自宅そのものを癒しの空間に
世界に先駆けて超高齢社会に突入した日本。自分で自身の健康を管理する「セルフメディケーション」という言葉が着目されていますが、不調を自覚してから病院や薬に頼るのではなく、普段からの健康維持を意識することはとても大切です。
食品添加物、農薬、洗剤等々、多くの化学物質に囲まれている現代社会。そこへ来て、ますます強まる電磁波。体調不良を訴える過敏症の方々が、私たちの生活に警鐘を鳴らしているのも事実です。
そんな時代、健康志向の強い人は、デトックスや自己免疫力の向上など、日頃のセルフケアに注力する傾向が高まっています。
鉱石自体に癒しの力があることは前述の通りですが、電子が活力にあふれ、美しくまわり、エントロピー減少へと向かわせるものだけを世界中からセレクトして製品開発を行っているHEALING社です。当社の選んだ鉱石は、加熱せずに置いておくだけでも、癒しの波動を室内に放出することでしょう。ヒーリングストーンをご自宅に設置すれば、お部屋そのものが癒しの空間に。「自宅で岩盤浴」が当たり前になる時代も近いかもしれません。
Home Stone Spa
岩盤浴のある暮らしで快適な毎日を